平成22年度宮崎大学海外研修に参加して

生産技術系設計製作技術班
長友 敏

1.はじめに

 この度、宮崎大学にて実施された海外研修(平成23年2月4日から3月5日)について報告します。

2.趣旨

 職員に海外の大学等において英語研修の機会を与えることにより、職員の英語力向上とともに国際的視野を広め、資質の向上と士気の高揚を図り、もって本学の教育・研究の推進に寄与することを目的とする。

3.研修日程

研修1日目(移動) 日本時間 2月4日
 19時25分発 宮崎発 福岡着 飛行機(福岡泊)
研修2日目(移動) 日本時間 2月5日
 10時10分発 福岡発 台北着  台北発 ロサンゼルス到着 現地時間 2月5日 12時30分
研修3日目~28日目 現地時間 3月5日
 Language System International トーランス校(語学学校)へ通学
研修29日目(移動) 現地時間 3月5日
 23時25分発 ロサンゼルス発 台北着 台北発 福岡到着 日本時間 3月7日 20時20分(福岡泊)
研修30日目 日本時間 3月8日
 12時30分発 福岡発 宮崎着 飛行機

4.ホームステイ先

ホームステイ先の家族構成

主人 51歳 奥様 45歳
祖母 70歳 息子 14歳

個人的な家族の感想

家族一緒に食事は取らないが、仲はすごく良い。(バレンタインデーは家族間で手紙交換をしていました)

キリスト教信者であるため、日曜日は教会へ行く。

基本的にマイカーを利用し移動する。

kaigai-01.jpg
ホームステイ先
kaigai-02.jpg
提供された部屋

ホームステイ先にて

ホームステイ先に到着し、以下のことを確認しました。

「①部屋の確認 ②家での決まりの確認 ③語学学校までの登校方法の確認」 です。

部屋の確認:特に問題なく、ドアを閉めてもかまわいことと、掛け布団は何枚いるかなど聞かれました。
家での決まりの確認:鍵を渡され、いつでも出入り可能であること。冷蔵庫は開閉自由で、中にあるもの勝手に食べていいこと。カウンター付近の食べ物も食べていいこと。洗濯機・シャワーも自由に使用していいとのことでした。特に問題はありません。インターネットも無線LAN管理で自由に使用可能です。 特に、アクセス制限もなく、日本のサイトがほとんど閲覧可能です。
語学学校(English Language System)までの登校方法の確認:このファミリーは、普段、車を使用しているため、バスの乗り方、ルートは全くわからない家庭でした。そこで、学校までのルートはインターネット(アメリカのyahoo drive)で調べ、翌日、徒歩等により調べました。

トーランス市の交通について

 基本的には、車社会で各家庭、マイカーを利用しています。公共交通機関としては、バスがあります。また、小中高校生はスクールバスを利用しているようです。

kaigai-03.jpg
トーランスバス(自転車搭載可能)
kaigai-04.jpg
バス内(バリアフリー)

5.語学学校について

 語学学校は、入学時にテストがあり、クラスがわかれます。学校は1クラス8~20人程度で、「Grammar」「Reading」「Listening」の3種類の講義があります。すべて英語にて講義は実施されます。毎日宿題が出され金曜日に確認テストがあります。

「Grammar」:講師 Jeff

文法の講義です。個別に質問を良くされます。

「Reading」:講師 Bumika

読解の講義で、文章を読むのが主体で、単語の使用方法などの解説もあります。講義前に、「週末はどうだったか?」「今日の調子は?」など、授業内容外のことを多く質問される講義でした。なお、辞書の使用は認められませんでした。

「Listening」:講師 Steven

 聞き取りの講義で、「病気の場合」「ホテルの予約対応」「私の観光おすすめ」などのテーマを、聞き取りだけではなく、会話も重視して講義が展開されました。なお、この講義のテストは、実際に人前に出て会話するテストだったので、苦労しましたが、大変有意義な講義でした。

課外活動(アクティビティ)

 金曜日・週末を利用して、語学学校が主催している旅行・イベントが開催されています。他のクラスの学生と話す機会を設け、また、マイカーを持たない留学生に対して観光地などの送迎や団体旅行の斡旋をしていただけます。(有料)

 私はテニスとラスベガス旅行に参加しました。最初は「遊び」のようなイメージがあったのですが、遊びの中で、外国人の友人、講師、スタッフと仲良くなるには、どうしても話さないといけません。積極的にコミュニケーションを取ることが非常に重要となります。

 正しい英文法を話すことも重要ですが、積極的に話すことがより大切な活動だと思いました。これにより、多くの外国人の友人を作ることが出来ました。友人とは、現在もfacebook やEメールで連絡を取っています。

kaigai-05.jpg
語学学校の教室
kaigai-06.jpg
テニスに参加

6.アメリカ人の生活について

 ホームステイ先・語学学校のあるトーランス市は、ロサンゼルスでも治安が良く、日系企業も多く日本人向けのスーパーや飲食店、コミュニティも出来ています。

 ホームステイ先では、朝食・夕食の提供をしていただきました。特に歓迎・送別パーティーや、一緒に外出することはなく、私が夜遅く帰ってきても特に何も言われない、私の生活には、一切干渉しないような生活でした。しかし、日々の会話や旅行の相談など、日常会話はあり、私の方からも14歳の息子さんと一緒にプラモデルを作ったり、日本料理をご馳走したりとコミュニケーションをとりました。

 アメリカ人の生活ですが、基本的には個人主義が発達していると思います。開拓していった国ですので、「自分のことは自分で主張して、責任を持つ。」ということが出来ないと生きていけない国だと思いました。よって、この国には「空気が読めない」とかいう言葉はないそうです。自分の意見をしっかりと持つところは、日本人として勉強になりました。もちろん、実行に移さない人間は、置いていかれるそうです。

 プライベートでは、バーベキューやホームパーティーなど、集まって騒ぐのが好きなようです。実際に、アメリカで人気のスポーツ、バスケットボールやアメリカンフットボールの試合を見ながらパーティーするのは、毎年のイベントのようです。

kaigai-07.jpg
ホームステイ先でプラモデル製作
kaigai-08.jpg
バーベキュー用品(ホームセンターにて)

7.その他 (近所の様子)

 私のホームステイ先の近所には、歩いて3時間くらいのところに、レドンドビーチがあります。そこでは、皆、ジョギング、サイクリング、釣り、サーフィン、ヨットなどを海岸で楽しんでいました。日本の海岸より、歩道なども広く、日本にはない光景でした。

 日曜日に、近所の公園では、朝市の風景も見られました。新鮮な野菜や魚、屋台などで朝食を食べる姿も見られました。

kaigai-09.jpg
レドンドビーチの風景①
kaigai-10.jpg
レドンドビーチの風景②
kaigai-11.jpg
レドンドビーチの風景③
kaigai-12.jpg
日曜日の朝市の風景①
kaigai-13.jpg
日曜日の朝市の風景②
kaigai-14.jpg
日曜日の朝市の風景③

8.おわりに

 本研修は、1ヶ月間と長期に渡る研修であったため、ものづくりセンターの方々をはじめ、多数の方に、大変ご迷惑をおかけしました。しかしながら、この研修を受講したことで、語学はもちろん、アメリカ人の考え方や文化などを学ぶことが出来ました。

 今後、この研修を応用し、先生方の研究協力や海外からの留学生へのものづくりセンターでの対応などを向上させ、また引き続き英語学習を続けようと思います。 また、今後、後輩などに長期研修の機会がありましたら、進んで協力したいと思います。

 
  • 技術発表会
  • 科学の祭典
  • 工学部テクノ祭り