センター長挨拶

技術センター長 横田光広
技術センター長
横田光広

宮崎大学工学部教育研究支援センター(略称:技術センター)は2003年6月に、それまでの工学部技術部を抜本的に改革して発足した技術職員組織です。技術センターは、設計・製作技術班、分析・解析技術班、環境・衛生技術班、情報処理技術班、システム計測技術班の5つの班から構成されており、工学部の学生教育や研究室の研究活動を技術的側面から支援しています。加えて、管理運営業務などでの技術的な課題を組織的に、かつ迅速に対応しています。日々進歩する技術改革に即応するため、新しい技術・知識を学ぶなど日々研修に励んでいます。

特筆すべき技術として、ガラス加工技術が挙げられます。2009年度にガラス技術習得グループを立ち上げ、現在では4名がガラス加工に取り組んでいます。ガラス加工技術を習得するには多くの時間が必要であり、リービッヒ冷却管やジムロート冷却管などの特殊なガラス器具を製作できる高度な加工技術を習得するまでになっています。この技術は、2014年に東北大学で開催された、全国国公立機関ガラス技術者の会(CONNECT)主催による「第8回ガラス工作技術シンポジウム」で披露され、参加者から高く評価されています。

もう1つの特徴として、地域貢献があります。「面白い技術」を小学生や市民に紹介することを目的に、科学の祭典やアドベンチャー工学部などのイベントに積極的に参加して、参加者にものづくりの楽しさを伝えています。特に、2014、2015年度には串間市教育委員会と連携して、小学生とその保護者を対象とした科学祭りに取り組み、参加者からは「科学に興味が持てた」など高い評価を得ています。これらのイベントが子供たちの早くからの科学への関心を高めて、理科離れに歯止めをかける一助となることを期待しています。

技術センターは学内のみならず地域社会においても重要な役割を担っています。工学部の教育・研究・管理運営を支援し工学部の発展に寄与すると共に、地域の発展にも貢献することを目指しています。