青少年のための科学の祭典2008宮崎大会
実施日程
- 【企画名】
- ~ハンダゴテを使って~ 「紙コップでヘッドホンを作ろう!」
- 【目 的】
- ヘッドホン作りを通して、参加者に工作の楽しさを体験してもらう。
- 【対 象】
- 小学生1年生~中学3年生
- 【会 場】
- 宮崎科学技術館
- 【開催日】
- 平成20年8月2日(土)~8月4日(月) 10:00~17:00
実施内容
~ハンダゴテを使って~ 「紙コップでヘッドホンを作ろう!」
小学生低学年でもハンダゴテを使ってものを作るという面白さを体験してもらうために比較的短時間でかつ電子部品を使わないで製作できる紙コップを使用したヘッドホンづくりにチャンレンジする。
紙コップヘッドホンの作り方
用意するもの
エナメル線、イヤホンプラグ、マグネット、紙コップ、配線用ビニールコード、セロハンテープ、両面テープ、紙やすり、ハンダ、ハンダゴテ
作り方
- ①
- エナメル線(2.5m)でコイルをつくろう。
- ②
- コイルの両端のエナメルを紙やすりで1cmぐらいはがそう。
- ③
- 紙コップの内側の底にマグネットを両面テープで固定しよう。
- ④
- 紙コップの外側の底に②でつくったコイルをセロハンテープで固定しよう。
- ⑤
- 配線用ビニールコードをイヤホンプラグとエナメル線でハンダづけしよう。
- ⑥
- ラジカセなどのイヤホン端子に紙コップヘッドホンの端子をつなげてみよう。
完成品
- 完成品
実施報告
実際に作製したヘッドホンに必要となった部品はエナメル線(コイルを作製)、紙コップ、フェライト磁石、イヤホンプラグ、配線用ビニールコード、テープ類、ハンダでした。
ハンダゴテはエナメル線とイヤホンプラグの接続のみに使用しました。ハンダゴテ以外の作業工程は小学校低学年でも容易に行うことができました。
3日間の開催期間中に工作体験して頂いた小中学生は131名でした。この参加数は昨年度の2.5倍となり、当初の目的の1つである「出来るだけ多くの方に工作を体験してもらうこと」を十分達成したと思われます。また、工作終了後は完成したヘッドホンの動作をMP3プレイヤーで実際に参加者の耳で聞くことによって確認してもらいました。
工作終了後の参加者の表情より、非常に楽しく、また、喜んでもらえた企画であったことが実感できました。アンケート結果でもまた参加したい等の意見が多く寄せられ、また、参加して頂いた小中学生の科学に対する興味が増したという意味においても今回出展した意義は大きかったと思います。
- 回路工作①
- 回路工作②
- 回路工作③
- 回路工作④
- 回路工作⑤